鑑定書(ダイヤモンドグレーディングレポート)の読み方をわかりやすく解説!
ダイヤモンドの品質を表す鑑定書、ダイヤモンドグレーディングレポートの読み方を解説
今回の記事では、婚約指輪などに使われているダイヤモンドの品質を表すと言われている鑑定書のダイヤモンドグレーディングレポートの読み方について解説をしていきたいと思います。
鑑定書がダイヤモンドの読み方についてしっかりと知っておかないと、自分の望んでいるようなダイヤモンドが手に入らない可能性もありますので、近い将来ダイヤモンドが付いている婚約指輪等を購入する予定の方はぜひ今回の記事でこの鑑定書の読み方について学んでみてください。
1から解説!鑑定書ダイヤモンドグレーディングレポートの読み方
それでは早速これからダイヤモンドの品質を表す鑑定書ダイヤモンドグレーディングレポートの読み方について1から10まで全て解説していきます。
このダイヤモンドグレーディングレポートという鑑定書では、基本的にチェックするところは6つあります。
チェックポイントその1.シェイプ
まず最初にチェックするべきポイントはそのダイヤモンドがどのような形なのかを表すシェイプという項目です。
ダイヤモンドには婚約指輪などで使われるラウンドブリリアントカットやオーバルブリリアントカットまたハートの形をしているはぁとブリリアントカットなどさまざまな形状があるのですが、その形状を表すものがこの項目だと考えてください。
チェックポイント2.カラット
2つ目にチェックするべき項目はカラットです。
カラットという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、その意味はどういうものであるかご存知ですか?
実はこのカラットというのはダイヤモンドの大きさではなくダイヤモンドの重さを表す単位なのです。
なので、このカラットが大きければ大きいほど、そのダイヤモンドは重たく大きくなっていくと考えればいいでしょう。
ただしダイヤモンドというものは大きく重たいからといって良い、という訳ではないのでそこは少し注意が必要でしょう。
チェックポイント3.カラー
次にチェックするべき項目はカラーです。
このカラーというのはそのままの意味でダイヤモンドの色がどのようなものであるかを示すものです。
この項目に関しては、NからDまでグレードが分けられていますが、基本的には無色のダイヤモンドの場合、Dの方が品質が高いとされますので、ダイヤモンドがついている婚約指輪などを探すときはこれを一つの目安として考えるといいでしょう。
チェックポイント4.クラリティ
四つ目にチェックするべき項目はクラリティというダイヤモンドがどれだけ透明かを示す値です。
これにはI3からFLまで11段階のグレードがありますが、基本的にはVVS以上であれば、婚約指輪などに使うダイヤモンド誌しては十分だと言われています。
チェックポイント5.カット
次ににチェックするべき項目はカットです。
このカットというのはダイヤモンドがちゃんとした技術で仕上げられたかどうかを表すものだと考えてください。
この項目ではプアーからエクセレントまで段階が分かれていますが、当然エクセレントの方が相場が高くなり良いダイヤモンドだと言われています。
チェックポイント6.フローレンス
鑑定書って最後にチェックするべきポイントは、フローレンスと呼ばれる項目です。
案外知られていないのですが、ダイヤモンドという宝石には太陽から発せられる紫外線などに反応する成分が含まれている場合があり、その成分が多く含まれているは含まれているほどダイヤモンドの持っている輝きの魅力が下がるとされているのです。
そしてその成分がどれだけ含まれているのかということを表すのがまさにこのフローレンスという項目だと思ってください。
ちなみにストロングブルーとこの項目に書かれている場合は、相場が大きく下がってしまと言われていますので注意が必要です。
以上の6つがこのダイヤモンドのグレーディングレポートを読む時にチェックするべきポイントとその読み方の解説になりますが、いかがでしたでしょうか。
もしあなたが今後実際に婚約指輪などを探すときには今回の記事を参考に、ちゃんとしたダイヤモンドが付いているものをお探し頂ければと思います!
この記事の監修者

中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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